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![]() 広告 自費出版は信頼と実績の 安楽城出版(あらきしゅっぱん) |
| 自費出版ネットワーク会員会社。句集・歌集・詩集から画集、写真集の自費出版を 請け負う専門出版、印刷会社。 |
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●代表取締役:黒坂昭二 ●住所:〒181-0016 東京都三鷹市深大寺2-19-13 ●電話: 0422-32-8071 ●FAX : 0422-34-6566 ●句集・歌集・詩集から画集、写真集の自費出版。 ●http://www.mybookaraki.jp/ <投句欄>にあなたの俳句をのせる欄もあります。 ******************************************************************* |
![]() (八十一) マッチの火虚空に飛びし夜釣かな 米沢吾亦紅 海辺からそう離れていない巌から放たれた小さな火が線を描いて消えた。闇を透かしてみると夜釣をしているらしい数人の人影が確かめられた。煙草につけたらしいマッチの火によって暗い海の岩礁が生き生きとしてくる。夜釣は夏の海や川の風物詩である。 揚舟の闇にナイターのラジオ鳴る 山崎美白 岸に上げられた小舟。海辺か川や湖の水辺の小舟のあたりからナイター中継の興奮したアナウンサーの声がしているのであろう。蒸し暑い部屋を出て夜涼みをしている人がいるのだが作者も同じ思いでその場に出てきたのであった。 山小屋に雨が狂はす米の量 黒木野雨 高山の幾つかを縦走するつもりで登山して来たのだが、降り続く雨に初めの山小屋で足止めを食ってしまった。雨が少し弱くなると目指す次の岳の姿も見えるのだが、途中の滑りやすい岩場や落石の多いガレ場を思うと無理は出来ない。少なくなった米を見ながら予定の変更も考えているのかも知れない。 出稽古にゆく夏足袋をはきにけり 大場白水郎 稽古相手を求めて他の部屋を訪ねるのが出稽古。力がついて同じ部屋の中の者との稽古が物足りなくなった力士なのだろう。力士の足袋を許されるのは幕下以上とか、その後姿にも自信が漲っている。役力士よりも昇り調子の新進気鋭を想像したい。 手にうつる蟻をはらひて袋掛 宮下翠舟 病虫害除けと散布農薬が果実にかかるのを防ぐのが袋掛け。桃や梨、林檎などで多く採り入れられている。何れも青梅位に育った頃に一つ一つ人手で行われる。枝は低く仕立てられているので地上を移動するだけで可能な作業なのだろうが、上げ詰めの腕や肩の疲労は大変なものだろう。甘い樹液を求め、枝を這いまわる蟻が袋を結う手に移って来てわずらわしい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 |
| 終の住処で人生を楽しむ (@川柳) |
| 藤川朝生 2001年の春に「会社人間」を終えたのも束の間、同居して介護をしていた母が8月末に90歳で死去しました。秋に四十九日の法要を無事に終え、ほっと一段落したところで、少し心のゆとりができました。 そんな時、地元のサークル連絡協議会が主催する「勝田台公民館祭り」を見学に行きました。会場では川柳勉強会「あすなろ川柳会」の会員達による、川柳作品も出展されていて拝見しました。説明者が「紙と鉛筆があればできる、お金が掛からない趣味ですよ。初心者でも、年配者でも、どなたでもお気軽に始められます。」と入会を勧めてくれました。 私は今までも、生命保険会社が配るサラリーマン川柳の入選句や、新聞に掲載される時事川柳を見て、ニヤッと笑い「面白いなあ」と思っていました。 人間を観察して、喜・怒・哀・楽を詠めば良いのです。頭を使うから、ボケ防止になるかもしれません。それに季語が不要で、日常使っている口語体で書けば良いから、作り易いのではないかと思いました。 という訳で、あすなろ川柳会の会員さんのお勧めに応じて、2001年秋に「あすなろ川柳会」の勉強会に入会させてもらいました。以来7年近くが経ちました。 「四苦八苦しながらやっと一句でき」 川柳の句会では題を決めないで詠む「自由吟」もありますが、決めた課題に沿って川柳を作る「課題吟」の方が多いようです。選者が句を選ぶ時に、同じ題の方が句の優劣を比較し易いためでもあるようです。 ある時、課題「移る」に応じて作った「移り香をすぐ嗅ぎ分ける妻の鼻」が八千代市の広報紙の川柳欄に掲載されました。すると妻が近所の奥さんから「お宅のご主人も隅に置けないわね」と言われたそうです。妻は「私は臭いを嗅ぐような真似はしないわ。変な句を作らないでね。」と妻から文句を言われました。 ところが今度は「車」の課題で作った句「助手席の妻にブレーキ指図され」が広報紙に掲載されてしまいました。「奥さんはそんなに小うるさいの?」とまた別の方から私にご質問です。「いやフィクションですよ」と応えたものの、「本当は僕のほうが妻の助手なのではないだろうか?」と思いました。 もちろん自分の体験をもとにして、川柳を詠む場合の方が多いでしょう。しかしこのように、与えられた課題に沿った情景を推測して、川柳を作るフィクションもあります。その方が色々と想像をめぐらせて作れるから楽しいのです。 小説の場合だと、読者の誰もが「作家がすべてを体験して書いている」とは思わないでしょう。ところが小説と同じ文芸の一つである川柳の場合では、なぜか作者の体験に基づいて作っている句ばかりだと誤解されるようです。 「強盗の仲間見つけた塀の中」ぐらいの句になると、「あいつはそれほどワルじゃないだろうから、これはフィクションだろうな」と思ってくれるでしょう。しかし「ゴキブリと目が合う夜の盗み酒」となると、私の実体験だなと思われても仕方がないでしょうね。(笑) 我流の川柳を2003年1月以来、千葉県川柳作家連盟の月刊誌「犬吠」 (犬の遠吠え?あるいは銚子外れ?を雑誌名にしたのでしょうか。)に毎月投句しています。句会の入選句も含めて、毎号十句前後が掲載されています。 入選句から幾つかを、下記の通りピックアップさせていただきました。 (タイトルは課題名ではなく、今回掲載するにあたって私が分類したものです。) 衣 ネクタイ屋首絞められるクールビズ かりゆしに迎えてもらうめんそ−れ 食 薄塩が四季の味わい引き立てる 減塩に慣れて外食舌をさす 飢え知らぬ世代が築く肥満国 満腹の後は減量ジムへ行き 住 住宅のローン終わると建替期 家具捨てて子供の同居受け入れる 門標に婿の名もある三世代 口出さず二世帯丸く住み分ける 酒 会の後目配せ残る飲み仲間 酌み交わす酒に二人の溝埋まり 湯上りに百薬の長待っている いい汗を流せばビール待っている 酒漬けの脳から酔った案が出る 女 つむじ風思わず見せる脚線美 嬰児の素肌恋しや今熟女 芝居はね女のトイレ列をなす 合唱祭女性のパワー知らされる 歌 指揮棒に揃う男女のハーモニー 指揮棒の先が見つけた音のずれ 胸の花蝶ネクタイと二重唱 口ずさむ心に根付く愛唱歌 観客も乗って輪唱こだまする 老 古稀の子を叱る白寿の母元気 高齢の割引使い歳がばれ 朗らかに生きて数増す笑い皺 姥捨に年寄ポスト置きました 前後期次は末世か高齢者 病 さんでよい患者に様はむずがゆい 沢庵も噛めたと医者に礼を言う 異常波がテープに踊る心不全 完治して五病息災自慢する 気のせいと言われた箇所がガンになり 死 老病死素直に語る歳になり 永住地決め墓地の場所考える 病死後も気づかずにいた老い独り お線香上げて本題遺産分け 趣味 退職後趣味の花咲く楽しい日 登頂の疲れ吹き飛ぶご来光 モーツァルト錆びた右脳を目覚めさす フィナーレは道遠ざかるチャップリン 頭越し糸杉を見るゴッホ展 カラオケの選曲聴けば歳判る 首の向き変えてタンゴの曲に乗る あたためて書いたエッセー賞を得る アマチュアと思えぬ手品タネ見えず 筆を置き会心作にサイン入れ 失敗の陶器に学ぶ次の窯 いてまえと今年の虎はちゃいまっせ 均衡を破る油断のロスタイム 先頭を風除けにしてテープ切る 高座から欠伸が目立つ客の入り ----------------------------------------------------------------- 私が所属している「あすなろ川柳会」の紹介をさせて頂きます。 20年前、全日本川柳協会の役員をされていた西村在我先生を講師に迎え、八千代市勝田台公民館主催の「初心者川柳講座」が開催されました。 講座を終えた後、続けて川柳を学びたいとの希望がある有志が集まって、1989(平成1)年4月に「あすなろ川柳会」が産声をあげました。引き続き西村在我先生のご指導を仰ぎました。 その後、2001年に西村在我先生がお亡くなりになられてからは、先生の直弟子にあたる、堀江加代先生(NHK川柳講座講師)に講師を引き継いでいただいております。 結成以来約20年になる川柳勉強会です。毎月第1月曜日に勝田台公民館にて、勉強会を開いております。 |
| あすなろ川柳 例会入選句から |
あすなろ川柳会 吉ア 瑠璃子「つきあい」 平蔵 柊 選 町中に顔なじみ増え定年後 ちほこ つきあいはほどほどにしてマイペース 瑠璃子 付き合いも程よい距離で長続き 昭 雄 付き合えぬ妻の買い物長電話 忍 親友に鍵を預けて旅に出る 朝 生 余生との秤にかける交際費 三 郎 おすそわけ笑顔と共に持って行く よ ね 飲めぬ酒そそがれ分母に加えられ 君 代 「許す」 堀江 加代 選 信頼の友は互いに許し合う とし子 繰り返す罪を見逃す袖の下 君 代 許せんと言いつつ訳を聞いている 恵 許す気になってほぐれた肩の凝り 柊 謝られ上げたこぶしが宙に浮く 朝 生 努力買いミスは大目の優しい目 瑠璃子 意地悪をもう時効だと笑う友 三 郎 気を許し言葉巧みな詐欺に遭う ちはる 「窓」 互 選 窓際で甘んじている生き字引 吉 信 ガラス窓暮れの手抜きがめだってる きみ子 息を吹きへのへのもへじ窓に描く 朝 生 曇り窓小さく拭いて下車準備 忍 窓口の応対判で押したよう 三 郎 あの人の心を覗く窓欲しい ちほこ ホスピスの窓にも春の陽が零れ 君 代 窓口にされて苦情をもろに受け 柊 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 |
| 中高年の「元気が出るページ」10周年記念会 (読者と執筆者の懇親会)へのお誘い |
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いつも当ホームページをご愛読くださいましてありがとうございます。 さて、当ホームページは今年8月で10周年を迎えます。これもひとえ に読者の皆様と執筆者のお陰と感謝しています。この機会に、読者と執筆者が一堂に会して、交流の集いを 催したいと思います。 すでに予告してきましたので参加希望のお返事を頂いている方もありま すが、改めてご案内いたします。 日時:10月17日(金) 午後1時30分〜4時30分 会場:日本記者クラブ 東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル9F 定員:40名ですが既にお申込頂いている方がありますので、 先着順10 名で閉め切らせていただきます。(必ずお返事 いたします) 予定会費:7千円(懇親会立食パーティー代) ご回答は、下記メールアドレスに次の項目をご記入の上お送りください。 1、お名前 2、ご住所 3、メールアドレス 4、参加希望のご回答 5、会内容へのアイディア、ご意見、ご要望 送り先メールアドレス:genki@abox3.so-net.ne.jp ─────────────── 中高年の「元気が出るページ」 編集人 村上芳信 ─────────────── |
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